アフィリエイトのずらし系キーワードをご存知でしょうか?
最大のメリットは、ライバルが弱めのキーワードを選ぶことで上位表示しやすくなることです。
ここでは、ずらし系キーワードの特徴、メリット・デメリット、選定方法、役立つ無料ツールなどを紹介。
こんな方におすすめ
- ペラサイトで順位が付かない
- なかなか上位表示ができない
- ずらし系KWを習得したい
簡単に習得できるものでは無く、正解・不正解はありませんが、一度身に付いたキーワード選定スキルは一生ものです。
気づきを得るための参考情報としてお読み頂き、自ら実践してずらし系キーワード選定のセンスを磨き続けましょう。
ずらし系キーワードの特徴
ずらし系キーワードとは?
ずらし系キーワードは、相対的にライバルが弱く、自サイトの優位性(上位表示)を維持できるキーワードです。
2019年のGoogleアップデートにより、検索上位からアフィリエイトサイトが消えたキーワードが増加中。
上位表示できないキーワードでサイト作成しても時間のムダになるので、優先的に習得すべきスキルの一つと言えます。
ずらし系キーワードのメリット
ずらし系キーワードのメリットは、
- 短期間で上位表示しやすい
- 長期間にわたり上位表示しやすい
- 検索意図を把握しやすくなる
- リスティング広告にも応用可能
Google等の検索エンジンの検索順位は相対評価で決まります。
ライバルが弱いキーワードで、しっかりコンテンツを作れば、一人勝ちを維持できる可能性があります。
キーワードずらしはアフィリエイト版「弱者の戦略」の具体的な手法の一つです。
弱者の戦略(ランチェスター戦略)
弱者の戦略とは、局地戦、接近戦、一騎打ちなど主に一対一の戦いを仕掛けることで、弱者が優位に立てる戦略。
SEOアフィリエイトにおいて「キーワード選定」と「ライバル選定」はほぼ同義です。
世の中には優秀な人やコンテンツは溢れていますので「自分が勝てる場所で戦う」の考えは必須ですね。
ずらし系キーワードのデメリット
ずらし系のデメリット(注意点)は、
- 検索順位1位でも売れない場合も
- 真のお宝KWは容易に見つからない
- 選定スキルを磨くために練習が必要
一番の注意点は購入欲求の少ないキーワードを選び、結果的に売れないことです。
ずらし系キーワードの注意点
キーワード選定に慣れている人とそうでない人では差があります。センスを磨くためには、ある程度の練習は必要だと考えます。
しかし、当サイトの方法を参照して実践することで、完全な素人よりも高いレベルでキーワード選定に役立てばと思います。
ずらし系キーワードと直球系キーワード
当サイトでは、ずらし系キーワードの対極にある、一切ずらさないキーワードを「直球系キーワード」と呼ぶことにします。
野球で例えるなら、次のようなイメージ。ストライク取るためには球種は関係無いです。
アフィリエイト | 野球 |
直球系キーワード | ストレート |
ずらし系キーワード | カーブなど |
報酬発生 | ストライク |
コンテンツ作成能力 | 球速 |
ストレートでストライクを取るためには豪速球が必須ですが、カーブなら球速が比較的遅い場合もあるのと同じ。
商標関連の直球系キーワードの一例
「◯◯」「◯◯ 口コミ」「◯◯ 価格」「◯◯ 料金」「◯◯ 購入」「◯◯ 使い方」「◯◯ 通販」など。
商標関連のずらし系キーワードの一例
ほんの一例です。※稼げるかどうかは別。「キーワード」➝意図という形式で書きました。
- 「◯◯ ボーナス払い」➝高額商品だけどなんとか買いたい
- 「◯◯の代わり」➝類似サービスを探している
- 「◯◯ paypay」➝特定の支払い方法で購入したい
- 「◯◯ 総額」➝複数サービス受ける場合の合計金額を知りたい
※◯◯、△△:商品名やサービス名など
もちろん、コンテンツ作成能力がアップすればメジャーなキーワードを狙いにいけるようになります。
最近は直球系キーワードほどアフィリエイターの上位表示枠が減る傾向が多いので、キーワードずらしの必要性が増していますね。
ずらし系キーワードに役立つ思考
ずらし系キーワード選定に役立つ思考は6つ
- 必ずライバルチェックする
- 売れやすいワードを意識する
- 月間検索数は参考程度に
- 検索意図を意識する
- 売る商材ありき
- キーワードは資産➝ストックする
①必ずライバルチェックする
ずらし系キーワードで重要なことは、自分よりもライバルが弱いことです。勝てなきゃ意味ないです。
Aさんにはブルーオーシャンキーワードでも、Bさんにはレッドオーシャンキーワードもあり得ます。逆も然り。
なので、ずらし系キーワード選定とライバルチェックはセットで行うことが重要です。
ライバルのチェック項目は例えば、
- タイトルやメタディスクリプションに狙うキーワードが含まれているか?(含まれるサイトが多いほどライバル強め)
- 上位サイトに公式HPや強豪サイトが多いか?(多いほどライバル強め)
- ライバルのコンテンツの質や量は勝てそうか?(自己レベルを超越していればライバル強め)
初心者の場合、ライバルの強弱の判断は付きにくいです。実績ある人に聞いたり、サイト作成経験を積みましょう。
例えば、レアケースですがYahoo知恵袋が1位のキーワードはライバル弱めの可能性が高いです。
②売れやすいワードを意識する
売れるかどうかは実際に作って上位表示させないと分かりません。そのため、一定のサイト数が必要なのは事実です。
しかし、キーワード選定の段階で少なくとも「これなら売れるはず」という確信を持つのは大事。
売れる確信を持つためには、真剣に検索ユーザーと向き合い、当事者意識でキーワードを選ぶことです。
③月間検索数は参考程度に
月間検索数は多いに越したこと無いですが、基本的に月間検索数が多い=ライバルが強い傾向。
狙うべき一つの目安は数10~1000ですが、「月間検索数」「ライバル強弱」「売れやすさ」の総合的なバランスを考えて選ぼう。
また、数字上は0でも実際は狙っていない複合キーワードなど、予想以上にアクセス来る場合もあります。
④検索意図を意識する
ずらし系キーワードを作るためには検索意図も大事です。
なぜなら、検索ユーザーの思考を度外視すると見当違いのキーワードを選ぶためです。
つまり、「検索意図の把握」はコンテンツ作成とキーワード選定の両方で使える考え方です。
検索意図の把握方法については別記事でも紹介しています。
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⑤売る商材ありき
ずらし系キーワードでサイト作る場合は、前提として売る商材ありきです。
なぜなら、キーワードにもよりますが一般的にずらし系キーワードはPV稼ぎにくいのでアドセンスは不向きのため。
少ないPVでも売るためには、キーワードよりも先にアフィリエイト商材を決めて取り組みましょう。
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⑥キーワードは資産➝ストックする
一度発見したずらし系キーワードは紙または電子データ(スプレッドシートやメモアプリ)で保存しよう。
そうすれば、次回サイト作成時にずらし系キーワードを再活用しやすくなります。キーワードは資産です。
「紙に書いて無くした」なんてことがないように。
ずらし系キーワードの選定方法
ずらし系キーワードの選定方法は6種類
- ロングテールキーワード
- MECE(ミース)
- 単語を言い換える
- 上位概念や下位概念へシフト
- 文章キーワード
- 悩み・願望を表す言葉
①ロングテールキーワード
キーワードの王道のずらし方は、1語➝2語➝3語➝4語とキーワード語数を増やすこと。つまりロングテールキーワード。
ビッグキーワードよりも具体的なキーワードの方が購入欲求が高まり、ライバルも弱くなりやすいます。
しかし、先程も述べたとおり、語数をいくら増やしても購入から遠いキーワードは売れないので要注意です。
①MECE(ミース)
出典:BizHint
MECEは「漏れ・ダブりなし」を表す言葉です。アフィリエイトではなく、ロジカルシンキングの用語です。(参照:書籍ロジカル・シンキング)
脱毛(サロンや脱毛器)の一例は、
- 都道府県「北海道」・・・「鹿児島県」など。(市区町村も)
- 体の部位「頭」「額」「眉間」「目」・・・「足裏」など。
- 構成要素「Aカートリッジ」「Bカートリッジ」「◯◯装置」・・・など。
ずらし系キーワード選定のMECE活用法は2つ。キーワード数を増やすために活用。
- 商品LPからMECEに展開
- 1つのずらし系KWから別KWに拡張
また、MECEはサイト設計やビジネス全般に役立つ考え方なので、覚えておいて損はありません。
②単語を言い換える
類義語、言い換えワード、SNSの流行語、2ch語、独自ワードなど。
辞書、Wikipedia、類義語ツール(Weblioなど)、各種SNSから調査すると良いです。
また、検索ユーザーの検索ニーズを汲み取りつつ「支持語(こそあど言葉)を組み合わせたワード」で売れたこともあります。
ただし、あまりストイックなワードを選び過ぎると「売れるキーワード」から遠ざかるので注意しましょう。
専門用語を使う
例えば、成分名、構成要素名、装置名、施術名、専門家の名前(院長名など)などです。
専門用語辞典、商品LP、専門書、雑誌、Wikipediaなどから見つけることが可能です。
特別なキャンペーンを実施しているなら「◯◯(独自キャンペーン名 ) △△」
YMYL系キーワードに注意
③上位概念や下位概念へシフト
例えば、脱毛器ケノンの上位概念は「脱毛器」「脱毛」「ムダ毛処理」です。
下位概念から「商品名 使い方」➝「商品名」➝「会社名」➝「ジャンル名」➝「悩み」という風にキーワード発掘もできます。
より広いキーワードにシフトした上で複合キーワードを探すとライバル不在の場合も多いです。
④文章キーワード
2020年までにインターネット検索の50%が音声検索になると予測しています(出典:Just say it: The future of search is voice and personal digital assistants|campaign)
個人的にもGoogle検索は音声検索を多用していますが、複数単語で狙うよりもドンピシャな文章で狙うのもありです。
⑤悩み・願望を表す言葉
悩みや願望をそのまま言い表す言葉です。
例えば「◯◯したい」「◯◯が多い、少ない」「◯◯ 避ける 方法」「◯◯ 克服」など。(◯◯:悩みや願望)
より検索ユーザーの立場に立ったキーワード選定が必要になります。④と組み合わせると良いワードが見つかることも。
ずらし系キーワードの選定ツール
ずらし系キーワードの発掘に使える無料ツールや発掘できる方法を紹介します。
- 商品LPや公式サイト
- 各種キーワードツール
- キーワードプランナー
- Yahoo知恵袋
- 自分の頭脳
- サーチコンソール
①商品LPや公式サイト
商品LPに書かれている用語はそのまま or 組み合わせで使える場合が多いです。
トップページだけでなく個別記事まで、くまなくキーワードを探すと思わぬ発見もあります。
②ASPから発掘
各種ASPの商品別の提携情報には、その商品の特徴が端的に表現されています。
基本的にはあまり使えないことが多いですが、中には使えるキーワードもあるので一応チェックです。
②キーワードツール
下記の無料キーワードツールに気になる単語を入力すれば、複合キーワード(サジェストキーワードや関連キーワード)を一括取得できます。
keywordtool.io、related-keywords.com、goodkeyword、OMUSUBI
③キーワードプランナー
キーワードプランナーは狙ったキーワードの複合キーワードだけでなく新規でキーワード発掘が可能。
それが「新しいキーワードを見つける」機能です。「キーワードから開始」と「ウェブサイトから開始」の2パターンあり両者とも使えます。
- 「キーワードから開始」では、商品名やジャンル名と入れると、サジェストや関連キーワード以外を取得できる。
- 「ウェブサイトから開始」では、商品LPのURLを入れれば関連キーワードを一括で抜き出せる。
④Yahoo知恵袋
Yahoo知恵袋は結構使えます。注目すべきは「言葉」だけでなく質問者の「感情」にも注視すること。
その感情から想定できるワードを推測したり、別のツールを使ってさらに発掘できる場合もあります。
ジャンル特有の言葉が使われていたり、何に困ってるか分かるのでコンテンツ作成にも活かせるはずです。
⑤自分の頭脳
ツールばかり使うと、当然ながらライバルとかぶる可能性もあります。
そこで、おすすめなのは紙とペンを用意して、ひたすら書き出すこと。
普段自分が困っていること、願望、欲求などを絡めて一人ブレスト形式で思いつくままに書き出します。
⑥サーチコンソール
Googleのサーチコンソールは意図的に狙っていないキーワードでも順位が付いているキーワード一覧が分かります。
既に作成済みサイトから売れそうなキーワードを抜き出すのも良い方法です。
まとめ
アフィリエイトのずらし系キーワードの考え方、選定方法について紹介しました。
以上をまとめると、
ずらし系キーワードのメリット
- 短期間で上位表示しやすい
- 長期間にわたり上位表示しやすい
- 検索意図を把握しやすくなる
- リスティング広告にも応用可能
ずらし系キーワードの注意点
- 検索順位1位でも売れない場合も
- 真のお宝KWは容易に見つからない
- 選定スキルを磨くために練習が必要
役立つ思考
- 必ずライバルチェックする
- 売れやすいワードを意識する
- 月間検索数は参考程度に
- 検索意図を意識する
- 売る商材ありき
- キーワードは資産➝ストックする
選定方法
- ロングテールキーワード
- MECE(ミース)
- 単語を言い換える
- 上位概念や下位概念へシフト
- 文章キーワード
- 悩み・願望を表す言葉
選定ツール
- 商品LPや公式サイト
- 各種キーワードツール
- キーワードプランナー
- Yahoo知恵袋
- 自分の頭脳
- サーチコンソール
ずらし系キーワードは個別のキーワードで試すケースが多く、ペラサイトと相性が良いです。
ペラサイトを作る場合はワードプレスよりもSIRIUSの方がスピーディに作れます。
ぜひ、xyzドメイン&SIRIUSを使い、色んなキーワードでサイトを使ってみて下さい。
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xyzドメイン をご存知でしょうか?ご存じの方は格安ドメインの認識があると思います。 .xyzは最安ドメインの一つですが、良い印象を持たれないケースが多いですね。 しかし、ペラサイト量産するなら断然. ...
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