中古ドメイン販売屋さんは業界最大手の中古ドメインの格安価格販売サイトです。
中古ドメイン販売する業者の中でも知名度が高く、SEO対策目的での利用者も年々増えています。
ここでは、中古ドメイン販売屋さんの特徴、中古ドメインの選び方、利用手順、料金などを詳しくまとめました。
中古ドメイン販売屋さんを利用される際に少しでもお役に立てればと思います。
(ページ内画像の出典元は中古ドメイン販売屋さんです)
中古ドメイン販売屋さんの特徴
中古ドメイン販売屋さんとは?
株式会社ThinKraftが提供する中古ドメイン販売サービスです。
2009年から中古ドメイン販売専門を取扱っている、業界トップレベルの実績があるサービスです。
「中古ドメイン」でGoogle検索すると3位以内に2件出てきます。そのことからも、中古ドメイン取得における人気の高さが伺えますね。
中古ドメイン販売屋さんのメリット
中古ドメイン販売屋さんは、主に3つのメリットがあります。
- Index確認済み
- Google警告ドメインの返品保証
- PayPal決済によるリアルタイム納品
①Index確認済み
他社サービスでは、購入した中古ドメインがIndexされない場合もあります。
たとえ返金保証を付けていたとしても、確認や返品の手間がとても面倒ですよね。
その点、中古ドメイン販売屋さんのドメインは全てIndex確認済みなので、購入したドメインがIndexされない心配は不要です。
②Google警告ドメインの返品保証
Googleサーチコンソール(旧ウェブマスターツール)にて「手動による対策」が確認された場合は返品可能です。
購入後には必ず確認しましょう。1ヶ月以内の確認を推奨しています。
③PayPal決済によるリアルタイム納品
PayPal決済(クレジットカード決済)を選択すると、購入して着金後10分以内にドメイン納品されます。
色んなドメインサービスありますが、すぐ取得したいニーズに答えてくれ、時間ロス削減できるのは嬉しいですね。
中古ドメイン販売屋さんのデメリット
中古ドメイン販売屋さんに限らずですが、中古ドメインは当たり外れがあるので、必ずしも高額=SEO強いとは言い切れません。
また、基本的に新規ドメインに比べると高額です。そして必ず上位表示するという確証もありません。
中古ドメイン販売屋さんのドメイン選び方
中古ドメインの選び方は7種類
中古ドメイン販売屋さんでの主な中古ドメイン選定方法をご紹介します。
- メインカテゴリで選ぶ
- ドメインエイジで選ぶ
- 値段で選ぶ
- 言語で選ぶ
- トップレベルドメインで選ぶ
- 新着で選ぶ
- ラッコランクから選ぶ
①メインカテゴリで選ぶ
メインカテゴリではドメイン選ぶポイントが8種類表示されています。
日本語サイト運営ドメイン / 政府・教育機関被リンク / ドメインエイジ10年以上 / 公式サイト運営ドメイン / アダルトドメイン / 短いドメイン名 / 割安ドメイン / プレミアムドメイン名
さらに、moreという文字リンクをクリックすると、特殊な被リンクがあるドメイン条件でも探すことができます。
特定サイトからの被リンクが付いているドメインなど、細かく探すことができます。
②ドメインエイジで選ぶ
ドメインエイジは1996年から1年刻みで選べます。例えば、1996年だと約20年以上という事です。(※2019年時点)
ドメインエイジはサイト運営期間ではなく、最初にドメイン作成されてからの年数という点に注意して下さい。
単純に年数が古い=ドメイン品質が高いと言い切れませんが、古いドメインを探したい方は年数で選んでみて下さい。
③値段で選ぶ
中古ドメインの値段はピンきりで、最安値1,500円ぐらいから、最高額は100万円を越えるものまであります。
販売価格はラッコランクを含め、様々な指標を考慮した上で付与されているので、基本的には値段が高い方が中古ドメインの効果が高い可能性があります。
ただし、ドメインのコスパを考えるのであれば、後ほど紹介するドメイン選定方法を参考にして下さい。
④言語で選ぶ
中古ドメインの言語とは、サイトの作成された国のことです。バックリンク元の言語判定で決定しているようです。
⑤トップレベルドメインで選ぶ
トップレベルドメインはサイトの末尾のドメインです。つまり、「.◯◯◯」です。
中古ドメイン販売屋さんでは「.com」「.org」「.info」「.net」「.biz」「.jp」の6種類の中から選ぶことができます。
種類 | 解説 |
.com | 企業用、商業目的のドメイン。誰でも制限なく使えます。 |
.org | 非営利組織向け。 |
.info | 情報サイトを意味する。 |
.net | networkの略。特に目的や用途はなし。 |
.biz | ビジネスや商用目的を意味する。.comの代用としても使える。 |
.jp | 日本に割り当てられた国別トップレベルドメイン(ccTLD) |
⑥新着で選ぶ
中古ドメイン販売屋さんの画面上部に「新規ドメイン」というアイコンがあるのでクリックして下さい。
そうすると、過去7日以内に販売開始された新着ドメインの一覧が出てきます。
新着ということは、ライバルの目に留まっていないので、価値の高いものも入手できる可能性が高いです。
ある程度、中古ドメインの目利きができる人は、新着ドメインから狙った方が良い場合もありそうですね。
⑦ラッコランクで選ぶ
ラッコランクとは、2013年頃に廃止されたGoogleのページランク(TBPR)の代替として作成された、中古ドメイン販売屋さん独自指標です。
ページランク (PageRank) は、ウェブページの重要度を決定するためのアルゴリズムであり、検索エンジンのGoogleにおいて、検索語に対する適切な結果を得るために用いられている中心的な技術。Googleの創設者のうちラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによって1998年に発明された。名称の由来は、ウェブページの"ページ"とラリー・ペイジの姓をかけたものである。
出典:Wikipedia
昔は数字でパット見てドメインの良し悪し1~11の数字で簡単に把握できた時代がありましたね。懐かしい。
ラッコランクは0(PR0)から8(PR8)まであります。数字が大きいほど中古ドメインとしての価値が高く、値段も高くなる傾向。
ラッコランクの決め方の説明は割愛しますが、公式サイトでは下記の通り決められています。
- 値はリンク元のPS/OBL/リンク掲載位置を元に計算される。
- 同一IP(CLASS-C)からのリンクは最も強い1リンクだけ評価に加える。
- DoFollowリンクのみ評価する。(noindexページ、nofollowリンク除外)
- リンク元ドメインがIndex削除されている場合は評価しない。
- 政府・教育機関からのリンクは通常より高く評価する。
- リンク元上位200件のデータを元に計算する。超過する場合は超過分を平均値を元に加算する。ただし、100件ごとに加算値は15%減算するものとする。
出典:中古ドメイン販売屋さん
中古ドメインの指標であるラッコランクから選ぶのは良い選定方法の一つだと思います。
⑧プレミアムドメインから選ぶ
プレミアムドメインは英数字で短めのものが多いです。値段が高い=単純にドメイン効果が高いではありませんので要注意。
認知しやすい文字、短い文字などSNSでシェアしやすいものが多い。例えば、este.jp(エステ.jp)などは80万円近くで販売されています。
プレミアムドメインは基本的に、アフィリエイターは使う機会は少ないと思っています。僕も過去に使ったことはありません。
たとえば、ブランド名とバッチリ合った時に最大限の効果を発揮します。ブログ、オウンドメディアなど長期間運用する際には価値があるケースもありそうです。
中古ドメイン販売屋さんの見方
ドメイン一覧の見方
ドメイン一覧には左から「ドメイン名」「RR」「価格」「AGE」「BL」「BLD」「SM」「BPT」と並んでいます。
表の各項目の意味は以下の通りです。(備考欄のアイコンの種類と意味はこのあとすぐ解説します。)
項目 | 意味 |
ドメイン名 | その名の通りドメインの名称。 |
RR | ラッコランクの略。Googleのページランクの代替指標。0~8と増えるほど価値高い。 |
価格 | 販売価格。ドメイン購入にはこれ以外の追加費用はかかりません。 |
AGE | WayBack初回登録年。いわゆるドメインエイジです。 |
BL | バックリンク数。Ahrefs+独自調査で出した被リンク本数を表示。 |
BLD | バックリンクドメイン数。Ahrefs+独自調査で出したドメイン別の被リンク本数を表示。 |
SM | 各ソーシャルメディアの共有数の合計値 |
BPT | バックリンク元(上位200件・同ドメイン2件以内)のページランクの合計値 |
表の項目名をクリックすると昇順・降順が切り替わるので、並び替えたい場合は活用してみて下さい。
アイコンの意味
備考欄に並んでいるアイコンですが、大きく分けると被リンク関連アイコン、SNSシェア関連アイコン、運営元アイコンの3つに分けられます。
アイコンの意味がわからなくなったら、アイコンの上にマウスのカーソルを置けば意味が表示されます。
ここでは、3分類の全てのアイコンの種類と意味についてご紹介します。
被リンク関連アイコン
例えば、教育関連サイトを作るならば同じジャンルで運営&同じジャンルの被リンクが付いていた方が中古ドメインの効果が高いです。
これから作るサイトのジャンルに合わせて被リンク選びたい方はぜひこれらのアイコンを意識してみて下さい。
SNSシェア関連アイコン
各種SNSで一定以上のシェア数があるドメインに対して上記アイコンが付与されています。
SNSのシェアが多いほど、被リンク効果と共に、リンクを辿ってサイトへのアクセス流入が期待できますね。
運用元アイコン
運用元アイコンでは公式サイト運営ドメイン、日本語ドメイン、アダルトドメイン、プレミアムドメインの4種別です。
なるべく作りたいサイトのジャンルと同ジャンルで合わせた方が中古ドメイン効果が得られやすいです。
逆に物販サイトや一般的なアフィリエイトサイトには、なるべく「アダルトサイトが運営されていたドメイン」は使わない方が無難です。
先ほどお伝えした通り、プレミアムドメイン名のアイコンが付いている場合はドメイン性能以上のプレミア価格が付いているので注意して下さい。
中古ドメイン販売屋さんの利用手順
中古ドメイン販売屋さんから中古ドメイン購入から納品、そしてドメイン購入後の設定手順の流れを紹介します。
- VALUE-DOMAINに登録する
- ラッコIDに新規登録する
- 中古ドメインを選ぶ
- ショッピングカートに入れる
- 注文手続きをする
- 決済する
- 納品完了メールが届く
- 購入後の設定をする
①VALUE-DOMAINに登録する
中古ドメイン販売屋さんで販売しているドメインはVALUE-DOMAINで管理されます。
まずはVALUE-DOMAINのアカウント作成が必須です。登録は無料で行えます。
サーバー等の設定が難しい方は「おまかせスタート」を活用すれば迷わず始められます。
ドメイン譲渡に関しては無料なので、ドメイン代以外に追加費用がかかることも無いです。
②ラッコIDに新規登録する
中古ドメイン販売屋さんを利用するにはラッコIDに登録が必要です。
こちらからメールアドレスのみで無料登録しましょう。
画面が開いたら、右上の新規登録のボタンから登録して下さい。
③中古ドメインを選ぶ
先ほど紹介した中古ドメインの選び方から、気になるドメインを選びます。
購入したいドメイン名をクリックすると詳細ページへ移動できます。そして、すぐ購入したい方はカートボタンです。
ドメインをたくさん取得する予定の方は、まずはウォッチリスト(★マーク)に登録して、後から詳細ページを見ることもできます。
ドメイン詳細ページでは、ドメインの有効期限、ラッコランク、ドメインエイジ、主要アンカーテキストなどが確認できます。
また、右にはアンカーテキスト分散、有効リンク、IP分散の比率が表示されているので参考にして下さい。
さらに下には詳細なバックリンク情報(AhrefsSiteExplorerで取得)などを確認することができます。
④ショッピングカートに入れる
購入するドメインが決まったら、ショッピングカートに追加します。
中古ドメイン販売屋さんのトップページもしくはドメイン一覧のカートマークのアイコン or 「カートに追加する」です。
カートに入れた時点で他者がそのドメインを購入できない状態になります。
その後、購入に至らなければ30分ほどでカートから自動解除され、ウォッチリストに切り替わります。
注意
カートに入れた際にでてくるアイコンの一覧です。販売終了や他者が先にカート入れて買えない場合も多々あります。
ドメインが取得可否を確認するには、一旦ショッピングカートに入れてみて下さい。
⑤注文手続きをする
欲しいドメインが決まったらドメインの注文を進めましょう。ショッピングカート入れた後は4ステップで購入できます。
- ショッピングカートをクリック
- ショッピングカートの『ご注文手続き』をクリック
- 注文内容を確認の上、『規約に同意の上、注文を確定する。』をクリック
- 注文が確定される
1.ショッピングカートをクリック
購入する場合は、画面右上のショッピングカートアイコンをクリックします。
カッコ内の数字は現在カートに入っているドメイン数です。
2.ショッピングカートの『ご注文手続き』をクリック
ドメイン一覧の下にある『ご注文手続きを開始する。』ボタンをクリックします。
3.注文内容を確認の上、『規約に同意の上、注文を確定する。』をクリック
画面に表示される合計金額、ドメイン件数、ドメイン一覧、注文者情報に間違いがないかしっかり確認しましょう。
問題なければ『規約に同意の上、注文を確定する。』をクリックします。
4.注文が確定される
決済完了という緑色の文字が表示されれば、正常に注文完了できています。
この段階ではまだ購入完了できていないので、引き続き決済画面に進んで下さい。
⑥決済する
注文済みドメインが表示されますので『お支払い手続き開始』をクリックして下さい。
支払い方法はクレジットカード決済、PayPal、銀行振込から選ぶことができます。
銀行振込だけ2%オフお得に購入できます。(2019年12月3日時点)
正常に決済ができたら。『決済完了 ドメインの納品が完了いたしました。』と表示されます。
⑦納品完了メールが届く
決済完了後すぐに登録メールアドレス宛てに件名『中古ドメイン納品完了通知(****)』のメールが届くので確認して下さい。
上記の通り、メールにはバリュードメイン管理画面へのリンク、領収書PDF、納品ドメイン一覧が記載されています。
⑧購入後の設定をする
メール内のバリュードメイン管理画面へのハイパーリンクをクリックし、バリュードメインにログインして下さい。
出典:バリュードメイン
ログイン後にメニューの「ドメイン」➝「ドメインの設定操作」をクリックします。
出典:バリュードメイン
登録済みドメインを検索します。先ほどのメールにドメインが記載されているので、コピペして「***.***」の形式で検索して下さい。
出典:バリュードメイン
あとは通常通りDNS設定、サーバー設定を進めて下さい。分からない場合はバリュードメイン内のヘルプや問い合わせ。
中古ドメイン販売屋さんの価格
中古ドメインの販売価格の決まり方
表示している指標、全てを使って計算しています。RRでベース価格と、ベース比率を出した後に様々な要素で金額を増減させています。
基本的にはSEO的な価値を金額に反映させるように致しておりますが、必ずしも高いドメイン=SEO効果が高い、と言うわけではありませんが、一つの指標としてご参考としてください。
出典:中古ドメイン販売屋さん
値段が高い=SEO効果が高いを目指しているとのことですが、当然ながらそうならないケースもありますね。
2年目以降の更新価格
中古ドメイン販売屋さんで取得できる6種類のドメインについて、2年目以降の1年毎の更新料金は下記バリュードメインの料金表に従います。
ドメイン | 更新費用 | WHOIS代行 |
---|---|---|
.com | 1,408円 | ○ |
.org | 1,628円 | ◯ |
.info | 1,628円 | ◯ |
.net | 1,628円 | ○ |
.biz | 1,628円 | ○ |
.jp(ローマ字) | 3,124円 | ○ |
.jp(日本語) | 1,309円 | ○ |
いずれのドメインもWHOIS代行ができるので安心ですね。費用間は1,500円~3,000円ほど。
.jpに関してはローマ字と日本語で更新費用が異なるので注意して下さい。
WHOIS代行とは?
Whoisとは、ドメインの保持者の氏名、住所、電話番号などの登録者情報を誰でも閲覧できる情報提供サービスです。登録者情報は非営利団体ICANNより一般公開することが義務づけられています。
WHOIS公開代行は、WHOIS上で公開されるドメインの登録者情報を、ドメイン提供会社(バリュードメインなど)の情報で公開代行するサービスです。
一度に10ドメイン購入で10%オフ
中古ドメイン販売屋さんでは、1度に10ドメイン以上の注文で10%値引きを行っています。
インデックス保証、警告ドメイン返品保証が付いています。
中古ドメイン販売屋さんでは、まとめ買い(10%オフ)&銀行振込(2%オフ)の組み合わせが一番安く購入できます。
中古ドメイン販売屋さんのQ&A
ここでは、中古ドメイン販売屋さんに関する「よくある質問」の中から厳選して紹介します。
支払い方法は何が使えますか?
中古ドメインのご購入にはクレジットカード・PayPal・銀行振込をご利用いただけます。
※対応カードブランドVisa、Mastercard、American Express、JCB、Diners、Discover出典:中古ドメイン販売屋さん
返品やキャンセルはできる?
対応可能でございます。
ご注文時のメールにご返信をしていただくか、お問い合わせからご注文番号を添えてご連絡をお願いいたします。出典:中古ドメイン販売屋さん
ドメインが移管できない場合は?
ドメインのレジストラ移管を行うには様々な条件がございます。
・有効期限が切れている場合
・有効期限が14日以内に切れる場合
・ドメイン登録・移管を行ってから60日が経過していない場合
×弊社購入60日 ○ドメイン登録60日
・移管元レジストラが移管を認めていない場合以上が移管失敗する場合の主な原因となります。
当サイトご利用のお客様が最も多く引っかかる原因は、3番目の60日未満ルールとなります。
当サイトで取り扱うドメインは取得60日未満の物が多い為、購入直後にレジストラ移管が行えない場合が多いのでご注意下さい。出典:中古ドメイン販売屋さん
まとめ
中古ドメイン販売屋さんの中古ドメインの探し方、購入手順、価格などを紹介しました。
SEO効果が高いとされる中古ドメインは、新規ドメインに比べて外部評価(被リンク)が残っておりSEO的に有利なケースも多いです。
最近は新規ドメインでも上位に上がるケースが増えていますが、それでも上位サイトは中古ドメインサイトも多々見かける通り、今でも効果が期待できますね。
中古ドメイン販売屋さんで中古ドメインを選ばれる際には、ぜひこの記事を見返して参考にしてみて下さい。
また、中古ドメインで成功して報酬が発生したら、サイトの売却も検討してみる価値はあります。